旅行時のパッキングのコツと時短に役立つヒントについて

旅行のパッキング作業がうまく進まず時間を使ってしまったという人もいると思います。パッキングは旅行中の時間の有効活用にもつながりますし、楽しい思い出作りにもつながります。つまり、有意義な旅行にするためには、より効率よくパッキングできることが大切になってくるのです。そして、旅行のパッキングのコツは時短にも大きく関係します。

旅行でうまくパッキングすることのメリット
旅行のパッキングを時短するコツ
旅行のパッキングの時短に役立つグッズ
まとめ：パッキング技術の向上は時短につながり時間の有効活用にもなる
- まとめのまとめ

旅行でうまくパッキングすることのメリット

パッキングとは、もともと「荷造り・包装・梱包」などを意味する言葉です。「旅行のパッキング」と使うときはいわゆる「荷造り」のことであり、旅行でうまくパッキングすることには、以下のようなメリットがあります。

時短になる

旅行でうまくパッキングができるようになると、行き帰りの荷造りの時短ができます。また、うまくパッキングできている状態とは、整理整頓されている状態になりますので、必要なものを探す時間を短縮できますし、忘れ物・失くし物を防止できる点でも時短に直結します。

疲労・ケガの防止につながる

旅行のパッキングがうまくできるようになると、荷物をサイズダウン・軽量化することができます。荷物が軽くなり、取り回しやすくなるので疲れにくくなります。また、荷物をサイズダウン・軽量化することは、落としたり、つっかえたり、ぶつけたりしにくくなるため、ケガ・事故などの防止にもつながります。

コスパ向上・節約になる

うまくパッキングして旅行の荷物をサイズダウン・軽量化できるようになると、飛行機の手荷物料金の節約になります。また、パッキングはコスパとの戦いにもなるので、パッキング技術の向上は、旅行時のコスパ向上にも役立ちます。

旅の満足度が向上する

パッキングがうまくできるようになると、必要なお役立ちグッズを持っていけるようになります。ホテルや旅館などの宿泊施設に備え付けのものでは満足できない物があるという人は、お気に入りのグッズ・道具を持っていくことも可能です。もちろん、パッキングの時短と荷物の軽量化・サイズダウンは、旅の満足度を直接的にた高めることもあります。

旅行のパッキングを時短するコツ

旅行のパッキングを時短するには、パッキングのコツ・ポイントを理解することが大切になってきます。以下のコツ・ポイントを押さえてパッキングすることで、より

小分けに収納する

パッキングは、使いやすく、収納しやすいように、パッキングキューブ・ポーチなどを使って小分けに分類・仕分けすることが基本になります。例えば、使うシーンごとに分類したり、メイク道具・スキンケア用品・ヘアケア用品など、種類別に分類しても、使いやすく収納しやすくなります。また、持ち歩く距離が長い場合は重さ別に分類すると歩くときの負担を少なくすることができます。

小分けに収納することの時短効率

時短効率15％以上（1日20分〜1時間以上の時短）
※編集部独自の見解です。

軽量化する

荷物をできるかぎり軽量化することも、パッキングの基本になります。登山やキャンプなど、アウトドアほどの軽量化は必要ありませんが、移動距離が長い場合や長期間の旅行の場合は、軽量化はとくに大切です。シャンプー・コンディショナー・化粧水などの液体の持ち物は、少量容器に移し替えたり、サンプルやトラベル用を使ったりするなどの工夫をしましょう。また、携帯用・旅行用のグッズがあるものは、そちらを使用することをおすすめします。

軽量化の時短効率

時短効率15％以上（1日20分〜1時間以上の時短）
※編集部独自の見解です。

小さくまとめる

パッキングするときに「小さくまとめる」ようにすることも、基本のパッキング技術になります。携帯用・旅行用などの小型のものを使うようにすることも大切ですが、衣類・タオル・下着類などの布製品の収納がとくに大切になってきます。

小さくまとめることの時短効率

時短効率10％以上（1日10分〜1時間以上の時短）
※編集部独自の見解です。

素材を工夫する

素材を工夫することは、上記で紹介した「小分けに収納する」「軽量化する」「小さくまとめる」ことに関係してきます。ただし、パッキングしやすさを優先すると使用感が落ちる場合があります。うまくパッキングできたとしても、著しく満足度が落ちると、せっかくの旅も良い思い出になりません。うまくバランスを取ることが大切です。また、衣類の場合は、シワになりにくい素材を選ぶようにすると、取り出した後にすぐ使えるので便利です。

素材を工夫することの時短効率

時短効率10％以上（1日10分〜1時間以上の時短）
※編集部独自の見解です。

旅行のパッキングの時短に役立つグッズ

旅行のパッキングをするときは、パッキング用のグッズ・道具を使ったり、携帯用のグッズ・道具を使うことが、パッキング技術の向上につながりますし、パッキングの時短にも役立ちます。

パッキングキューブ・ポーチ

パッキングキューブとは、旅行やアウトドアのときに、パッキング専用で使うポーチのようなものです。パッキング専用ではありますが、携帯用・持ち出し用のポーチとして使えるものもありますし、ポーチで代用することもできます。

パッキングキューブは、サイズ・通気性・防水性・伸縮性・圧縮機能付きなど、大きさや素材別に使い分けることができます。例えば、液漏れや水濡れが心配なものは防水性が高いパッキングポーチが向いていますし、湿気や臭い・蒸れが気になるものは通気性の高いものがおすすめです。また、収納しやすさを重視してサイズ別で入れるものを分類しても良いですし、使うシーン別に分類するのも便利です。

圧縮袋・洗濯ネット

圧縮袋・洗濯ネットは、衣類・タオルなどの布製品をサイズダウンさせたり、分類しやすくすることでパッキングを時短させることができます。圧縮機能付きのパッキングキューブでも代用できますが、軽量化・サイズダウンに特化するのであれば、圧縮袋の方が優秀です。掃除機やポンプが必要な圧縮袋はかなりのサイズダウンが可能ですが、掃除機やポンプが不要の圧縮袋の方が場所を選ばず便利ですし、十分にサイズダウンできるのでこちらをおすすめします。

なお、洗濯ネットは圧縮はできませんが、収納しやすく分類したり、洗濯ネットごとまるめることでサイズダウンができ、コインランドリーで洗濯することもできます。パッキングキューブよりも軽量でかさばらないので、持ち運ぶ必要がないものは洗濯ネットの方が便利かもしれません。

フリーザーパック

フリーザーバッグとは、冷凍保存ができ、電子レンジでの解凍・加熱も可能なジッパー機能付きの保存袋のことです。基本的には食品の保存・仕分けなどに使われますが、旅行のパッキングのときにも使えます。例えば、行きのときは着替えの衣類・小物・化粧品などを分類してパッキングし、帰りは汚れた衣類・水漏れの気になるお土産・臭い移りが気になる物などの収納に使っても良いでしょう。

ジップロックシリーズは信頼性も高く、商品のレパートリーも多いのでとくにおすすめですが、他のメーカーのフリーザーバッグも高品質なものが多いです。形状・ジッパーの種類・大きさなどで使い方が変わり、いろいろと使い道もあるので、何種類かストックしておき、旅行のときも予備を持ち歩くようにすることをおすすめします。

旅行用家電

今の時代は旅行中もスマホは絶対使いますし、PC・タブレットを使う人もいると思います。モバイルバッテリーや充電用ケーブル・コンセント、変換プラグなどは、パッキングしやすいものを選びましょう。

また、こだわりの電気シェーバーやヘアアイロン、ドライヤーが必要という人もいると思いますし、ホテルや旅館に備え付けのものがなければ必要になることもあるでしょう。

スーツケース

スーツケースを買うときは、収納・パッキングのしやすさだけでなく、取り出しやすさ・収納力・動かしやすさ・使いやすさなどもチェックする必要があります。パッキングでは、拡張機能やフロントオープンがあると便利ですが、口コミなどを参考に総合的な判断をするようにしましょう。

リュック・バッグ

リュックやバッグは、スーツケースよりも伸縮性があるのでパッキングしやすいものが多いです。また、軽量で持ちやすいので、取り回しやすく、持ち運びも楽になります。PCなどのように衝撃・水濡れが心配なものを入れる場合は注意が必要ですが、スーツケースではなく、リュック・バッグで旅行するのもおすすめです。防水機能や拡張機能など、機能性をチェックして、自分にあうものを選びましょう。

まとめ：パッキング技術の向上は時短につながり時間の有効活用にもなる

旅行の準備や帰るときのパッキング作業は大変ですが、うまくパッキングすることは時間の有効活用になり、事故・ケガの防止にもつながります。また、パッキング技術を向上させることはパッキングの時短に直結するため、時間をさらに有効活用できるようになります。パッキングはグッズ・道具をそろえるだけでも時短ができるようになり、きれいなパッキングをしやすくなります。予算や好み、旅行のスケジュールなどにあわせて、使いやすいものを選んでみてください。

まとめのまとめ

旅行のパッキングがうまくいくと、旅行自体もうまくいきやすい
パッキング技術の向上がパッキングの時短に直結し、グッズ・道具の使い方が大きく影響する
整理整頓が苦手で旅行の帰りに荷物が増えがちな人は、拡張機能のあるスーツケース・リュックを選ぶのもおすすめ
パッキングに役立つグッズ・道具の選びときには機能性の見極めが大切になるが、良い思い出にするためにも「気分がアガる」ものを選ぶことも大切