履歴書テンプレをダウンロードできるおすすめのサイトやサービスについて

履歴書のテンプレをネットで探してダウンロードしている女性 キャリア

就職先や転職先、アルバイト先を探した後は、履歴書や職務経歴書が必要になってきます。職務経歴書は経験や希望職種などでアピールの仕方が変わってきますが、履歴書はどうなんでしょうか。そもそも、履歴書のテンプレート(テンプレ)を使っても良いのでしょうか。実は、履歴書テンプレで時短することはまったく問題ないんです。

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履歴書と職務経歴書の違い

履歴書とは、名前・住所・年齢・学歴・簡単な職歴・保有資格・趣味・特技・通勤時間などの応募した人の基本情報・プロフィールを記入する書類です。基本的には、定形化されたフォーマットがあり、それに沿って記入したものを提出します。

対して、職務経歴書は、応募する人にとっては自己アピールのための書類であり、採用する会社にとっては自社の採用基準・業務内容とのマッチングを判断する書類になります。履歴書と違い定型化されたフォーマットはなく、テンプレや会社の規定書類を使う場合もありますが、今までの職種・業務内容・実績などを自己PRとあわせてある程度自由な形式で記載していきます。

アルバイト・パートの募集では履歴書のみの提出でも良い場合がありますが、正社員・契約社員などの募集では、履歴書・職務経歴書の両方の提出を求められることが一般的です。最初は履歴書だけの提出を求められた場合でも、採用が進むと職務経歴書の提出を求められることがあるので、基本的には両方提出できる準備をしておくことをおすすめします。

職務経歴書のテンプレについて

履歴書の書き方のポイント

履歴書を書く(作る・記入する)うえでは、「手書きかPCどちらで作るべきか」ということに悩む人もいると思います。結論から述べると、履歴書は手書きでもPCでもどちらで作成してもかまわないと答える企業が年々増えているといわれています。とくに指定がなければ、やりやすい方法で作成してもかまわないでしょう。念の為、可能であれば「決まった書式・推奨するフォーマットはありますか?」などと事前に確認しておくことをおすすめします。業務に手書き作業がある場合は手書きでアピールするのも、良い手段になるかもしれません。

なお、厚生労働省は、公正な採用選考を確保する観点から、一般財団法人日本規格協会によるJIS規格の履歴書様式を推奨していました。しかし、2020年に日本規格協会がJIS規格の解説の様式例から履歴書の様式例を削除したため、厚生労働省は新たに履歴書様式例「厚生労働省履歴書様式例」を作成しています。

つまり、厚生労働省としては様式にあわせた履歴書を推奨しているため、会社側で推奨する様式がないのであれば、適切なテンプレをダウンロード・印刷して作成することがおすすめということになります。コンビニなどで購入するよりもお金がかかりませんし、プリンタがある場合は出かける手間も省けます。なお、履歴書を記入するときは、以下のように記入することをおすすめします。

  • 日付:作成日ではなく、提出日・投函日・送信日を記入
  • 住所・連絡先:都道府県から略さず記入。メールアドレスも記載する
  • 証明写真:3ヶ月以内に撮影した縦40㎜×横30㎜の写真を使用
  • 学歴:義務教育期間は省略してもかまわない。高校以降は、入学年・卒業年・学部・学科・専攻・研究科などを正式名称で略さず記入する
  • 職歴:基本的には入社・退社歴を略さず記入する
  • 免許・資格:正式名称で略さず記入
  • 志望動機 ・特技趣味・自己PR:スペースにあわせたボリュームでポイントを押さえて記入
  • 本人希望記入欄:退社まで時間がかかるなど、必要に応じて記入。とくにない場合は「貴社の規定に従います」と記入するのが一般的

履歴書のテンプレを使うメリット

  • 市販の履歴書を購入するよりコスパが良い
  • 自分で履歴書を作成するよりかなりの時短が可能
  • 急に必要になったときでも準備しやすい
  • メール添付で履歴書を提出する場合に便利/li>
  • 一度作成すれば更新作業だけでよくなるので準備が簡単

テンプレを使う時短効率

時短効率50%程度(10分〜30分以上の時短)
※編集部独自の見解です。

履歴書のテンプレがあるおすすめのウェブサイト

公正な採用選考の観点から、厚生労働省は履歴書について推奨される様式例を作成しています。様式例は時代にあわせ更新され、以前は記入必須であった項目も、現在では任意記載に変更したり、記入欄を廃止したりなどの変化があります。

これらの点から、基本的には厚生労働省やハローワークなどのウェブサイトからダウンロードするのが、無難になってくるでしょう。また、信頼できる求人サイト・転職サイトなどでは、経歴・職種に合わせた形式の履歴書が用意されていたり、複数のファイル形式のデータが用意されていたりするので便利です。それぞれの状況にあわせた履歴書の記入方法の情報も掲載されているので、不安な人は参考にすることをおすすめします。

厚生労働省

厚生労働省青森労働局のページでは、PDF形式とExcel形式の履歴書テンプレをダウンロードできます。基本的な履歴書でかまわない場合や履歴書の記入に慣れている場合は、厚生労働省のページからのダウンロードが便利です。余計な情報もないのでダウンロードボタンにたどり着きやすいので、その分時短ができます。

厚生労働省履歴書様式例|PDF
厚生労働省履歴書様式例|Excel
厚生労働省青森労働局|厚生労働省が新たに作成した「履歴書様式例」を掲載しました。

ハローワーク インターネットサービス

ハローワークのインターネットサービスでは、PDF形式とExcel形式の厚生労働省履歴書様式例をダウンロードできます。それぞれA4版とA3版がダウンロードできるので、必要なサイズの履歴書をダウンロードしましょう。また、ハローワークのページでは、履歴書と職務経歴書の書き方・出し方について細かく説明しています。確認したい人は、ハローワークのページからダウンロードした方が便利かと思います。

厚生労働省履歴書様式例|PDF(A3)
厚生労働省履歴書様式例|PDF(A4)
厚生労働省履歴書様式例|Excel(A3)
厚生労働省履歴書様式例|Excel(A4)
ハローワーク インターネットサービス|履歴書・職務経歴書の書き方

DODA

転職・求人サイトのDODAでは、ニーズ別の履歴書テンプレをダウンロードでき、会員登録すれば履歴書作成ツールでブラウザ上での作成も可能になります。かなりの種類があるので、この記事では直リンクを掲載しませんが、ダウンロード版はWord版・Excel版・PDF版をA4・A5サイズでダウンロード可能です。また、「職歴欄が多い履歴書」「志望動機を強調できる履歴書」「スキルや強みを強調できる履歴書」など、ニーズの種類が豊富なため、選択肢が広いところもメリットになります。

【ニーズ別】履歴書テンプレート~ダウンロードしてすぐに使える~|DODA

マイナビ転職

マイナビ転職でもDODAと同様、ニーズ別の履歴書テンプレをダウンロードできます。ファイル形式はDODAと同様Word版・Excel版・PDF版をA4・A5サイズをダウンロードでき、ニーズの種類も大きく違いはありませんが、写真なしの履歴書テンプレがあるのが特徴的です。また、Word・Excelで履歴書を作成するときのポイントの解説があるので、不安がある人は参考にしてください。

【6種類】履歴書テンプレートのダウンロード(Word、Excel、PDF)|マイナビ転職

ヤギッシュ

ヤギッシュは、無料で使用できるブラウザ完結型の履歴書・職務経歴書作成サービスです。さまざまな様式・レイアウトの履歴書があり、送付状の作成も可能です。PC・スマホで作成が可能であり、ダウンロードする必要もありません。また、ヤギッシュのウェブサイト内からコンビニのネットプリントの申請ができるので、ダウンロードする必要もありません(プリント料金が別途必要)。その他、別途費用が発生しますが、応募先の会社に郵送・メール送付してくれるサービスもあるので、時短を重視する人にはとくにおすすめできます。

ヤギッシュ

Canva

Canvaは、初心者でも直感的に使用できるデザインツールです。無料版・有料版があり、動画編集や画像編集などで使われていますが、プレゼン資料や提案書、履歴書のテンプレもあります。さまざまな様式・レイアウト・デザインの履歴書テンプレがあるので、個性を出したいという人は、Canvaを使っても良いと思います。Canvaで作成した履歴書はPDF形式でダウンロードでき、Canvaから直接印刷を申し込むこともできます。

Canva 履歴書テンプレート

まとめ:履歴書は様式がある程度決まっているのでテンプレでOKで。使いやすいテンプレで時短をしよう

厚生労働省では、公正な採用選考の観点から推奨される履歴書の様式例を作成しています。基本的には、この様式例に沿った履歴書を作成するのが無難です。ほとんどの転職サイト・履歴書作成サービスでは、この様式に沿った履歴書テンプレを用意しているので、自分の個性・経歴・特技・好みにあわせてテンプレを選びましょう。また、印刷・履歴書提出までワンストップで行ってくれるサービスもあるので、時短を重要視するなら利用しても良いと思います。

まとめのまとめ

  • 履歴書テンプレを使用することは問題なく、むしろ推奨できる
  • スマホでも利用・作成できる履歴書テンプレもある
  • 作成した履歴書をワンストップで印刷・送付できるサービスもある
  • 履歴書は強く個性を出す書類ではないので、ポイント押さえつつ最大限時短することがおすすめ

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