防水スピーカーで時短する活用術とおすすめのお風呂でも使えるスピーカー一覧【編集部厳選】

防水スピーカーでお風呂タイムを楽しむ女性 生活・趣味

防水スピーカーは、お風呂でもアウトドアでも使える魅力的なガジェットです。最近は低価格・高品質のものが多く、選択肢の幅も広がってきました。今回は、時短につながる防水スピーカーの活用術と選び方について、編集部厳選のおすすめスピーカーもあわせて紹介していきます。

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防水スピーカーで時短できる理由

防水スピーカーとは、その名の通り防水機能がある、濡れても使えるスピーカーのことです。防水性能には差があるので、スピーカーによって使い方が変わってきますが(防水性能については後ほど詳しく解説)、お風呂でも使える防水スピーカーを使えば、以下のように時短に役立ちます。

お風呂時間の有効活用で時短可能

お風呂の時間はリラックスとリフレッシュになり、心身の疲れを癒す時間にもなります。また、清潔を保ち臭いエチケットを守るという意味でも、社会生活で必要になります。でも、やはりお風呂に入るのは時間がかかりますし、準備や後片付けも大変です。やらなければいけない仕事や見たい動画あって、お風呂を後回しにしたこともあるのではないでしょうか。

防水スピーカーをお風呂に持ち込むと、音楽を聞きながらリラックスができますし、Audibleなどのオーディオブックやポッドキャストで情報収集をしながらお風呂に入ることができます。もし、お風呂で使えるスマホ・タブレット・モニターがあれば、動画やWeb検索も楽しめるので、お風呂時間をさらに有効に使えますし、より時短ができるようになります。

どこでも聞けるから時短可能

防水スピーカーは、持ち運びしやすく、収納・設置がしやすいものが多いです。音を出しても良い環境であれば、車の移動中・ベランダ・公園・河川敷・海・山・森林など、場所を選ばず使うことができます。イヤホン・ヘッドホンが使えないときや使いたくないときでも、防水スピーカーがあれば、音楽・動画を楽しめますし、音声情報を収集できます。

防災対策やアウトドアレジャーの時短

ある程度の防水性能・防塵性能がある防水スピーカーであれば、防災用グッズとして使えます。防災用ラジオや防災用拡声器などを防災バッグに入れていると思いますので、サブスピーカーとして使ったり、スマホと同期させて使ったりすると便利ですし、ライトや充電池として使えるものは、さらに幅広い使い方ができます。

防水スピーカーの選び方のポイント

防水スピーカーは、製品ごとに防水性能が違いますし、音質・充電などの機能も変わってきます。また、大きさ・重さ・形状によっては、設置ができないという場合もあるでしょう。防水スピーカーを選ぶときは、以下を参考にすることをおすすめします。

IPで防水防塵性能をチェックする

IPとは、International Protectionの略語で、電気製品の防水性能・防塵性能を表す世界的な規格のことです。「IP◯◯」と4文字で表し、IPの後の1文字目(全体の3文字目)が防塵性能を、IPの後の2文字目(全体の4文字目)が防水性能を表しています。なお、防塵性能がない場合はIPX◯、防水性能がない場合はIP◯Xと表します。

お風呂で使う場合は、シャワーなどの水・お湯がかかっても使用できるとされている「IPX5以上」の防水スピーカーを選ぶことをおすすめします。もし、湯船の近くに置いて、湯船につかりながら楽しみたいばあいは、一時的な水没にも耐えられるとされているIPX6・IPX7以上の防水スピーカーを選んだ方が良いでしょう。

なお、屋内利用であれば防塵性能はそこまで重視しなくてもいいですが、室内にもホコリが舞いますし、屋外で使う機会もあるかもしれません。室内のみの使用であればIP4X以上、屋外で使う予定がある場合は、IP5X以上を目安にすることをおすすめします。

音量・音質をチェックする

最近の防水スピーカーは性能が高く、メインのスピーカーとしても使えるくらい音質が良いものもあります。ただ、基本的には、メインのスピーカーというより、お風呂専用のスピーカー、もしくは、サブスピーカーとして選ぶ人が多いと思います。

お風呂用で使うのであれば、静かに湯船につかりながらゆったり聞くのであれば、出力5W以上、シャワーを浴びながら聞いたり屋外でも使ったりしたいという場合は、出力20W以上の防水スピーカーをおすすめします。ステレオ出力が可能かどうかも確認しておいたほうがいいでしょう。

なお、接続端末によっては、コーデックにも注意する必要があります。コーデックとは、Bluetooth通信における音源データの圧縮変換方式のことです。一般的には、安さにこだわる人や色々な端末に接続する人はSBC対応モデル、Android端末に接続する場合はaptX対応以上、iphoneやipadに接続する場合はAAC対応モデルを選ぶようにすることが推奨されています。

  1. SBC…全てのBluetooth端末に対応していて安価だが、音質・低遅延性が劣る
  2. AAC…SBCと比較すると音質が良く、主にiphoneなどのほとんどのApple製品・Android製品に対応
  3. aptX…AACよりも高音質で遅延も少ないとされている。ほとんどのAndroid製品に対応
  4. aptX HD…aptXよりも高音質で下位互換性あり。一部のAndroid製品に対応
  5. aptX LL…低遅延性に特化。aptXよりも遅延が少なく、若干高音質
  6. LDAC…ソニーが独自開発したコーデック。かなりの高音質だが、遅延が大きい

バッテリー性能をチェックする

防水スピーカーは、充電池・バッテリー駆動になるので、バッテリー性能・充電性能もチェックしておいた方が良いでしょう。厳密な基準はありませんが、1回の充電で何時間再生できるかをチェックしておくことをおすすめします。

重さ・サイズ・形状をチェックする

防水スピーカーは、持ち運びをしたり、収納して運んだり、狭い場所に設置したりすることが多いと思います。お風呂に設置するときは、重さ・サイズ・形状は特に大切になってくるでしょう。使用の目的や設置場所の環境に、重さ・サイズ・形状が合っているか、必ず確認するようにしてください。

また、防水スピーカーの中には、ストラップやカラビナがついている、フックに引っ掛けて設置できるものや、吸盤やマグネットでくっつけて設置できるものがあります。この点も、設置方法に合わせて選びましょう。なお、防水スピーカーの中には、ラジオ・ライト機能・スマホ給電などの機能がついているものもあるので、必要に応じてこちらもチェックしてください。

おすすめの防水スピーカー

Anker Soundcore2 Bluetooth5スピーカー

Anker Soundcore2 Bluetooth5スピーカーは、高性能6Wスピーカーを2個搭載した、有線接続も可能なAnkerのSoundcoreシリーズ定番のポータブルスピーカーです。価格と音質のバランスが良く、数値上は12Wの音量ですが、屋内・室内であれば迫力のある音量を体感できます。もちろん、アウトドアシーンでの使用も可能です。

IPX7で防塵性能はありませんが、1mの水深に30分間沈んでも浸水しない防水性能があるので、お風呂では安心して使えます。片手で軽く持てるサイズなのに、本格的な重低音が楽しめ、2台接続も可能なので、音楽が好きな人には特におすすめします。

FUNLOGY Portable Miniスピーカー

FUNLOGY Portable Miniスピーカーは、IP67の防塵性能・防水性能がある防水スピーカーです。ドリンクホルダーに乗る小型サイズながら重低音がしっかり出るほど高音質で、2台接続することでステレオ音質にもなります。

運転中など、騒がしい環境では音量が物足りないと感じるかもしれませんが、屋内・室内であれば問題なく、静かな環境であれば屋外でも十分な音量が出ます。一時的に浸水しても耐えられるので、お風呂場でも安心して使えます。

Xiaomi サンドポケット Bluetoothスピーカー

Xiaomi サンドポケット Bluetoothスピーカーは、約200gで手のひらに乗る、軽量・小型タイプの防水スピーカーです。IP67のすぐれた防振性能・防水性能があり、1台でステレオ再生が可能ながら、かなり低価格で購入できるのでコスパがかなり高いです。

シリコン製のストラップがあるので、持ち運びもしやすく、フックに引っ掛けて設置もできます。また、2台ペアリングすると、それぞれのスピーカーが自動で左右のチャンネルとして音を出すようになるので、1台使い・2台使いを使い分けたいときにも便利です。

Anker Soundcore Select 4 Go

Anker Soundcore Select 4 Goは、IP67の防塵性能・防水性能がある防水スピーカーで、カラーバリエーションが豊富です。程よい丸みとふくらみのあるデザインで、収納時にもかさばらず、邪魔になりません。音質調整もしやすく、2台ペアリングすると、自動でステレオ環境になります。

最大5Wの小型スピーカーですが、パッシブラジエーターを搭載することで、サイズに見合わない迫力のサウンドを実現しています。本格的なスピーカーにはかないませんが、お風呂用・持ち運び用で使うには、十分過ぎる性能です。

Coxbeam Bluetooth ポータブルスピーカー

Coxbeam Bluetooth ポータブルスピーカーは、2台のスピーカーを搭載したLDEライトがついているIPX7の防水スピーカーです。2台接続で自動ステレオ環境になり、臨場感のあるさランド環境が手軽に作れます。

1回の充電で24時間再生可能なので、使い勝手も良いです。低価格の割に音質も良く、コスパはかなり高いといえるでしょう。MicroSDカードやラジオ機能がついているので、防災用としても便利だと思います。

JBL FLIP6 Bluetoothスピーカー

JBL FLIP6 Bluetoothスピーカーは、IP67の防塵性能・防水性能がある、パワフルな2WAYサウンドが楽しめる防水スピーカーです。ペットボトルと同じくらいの細さなので持ち運びしやすく、複数台同時接続も可能なので、立体的な大迫力サウンドを実現することもできます。

カラーバリエーションも豊富なので他のインテリアとしても組み合わせやすく、ファブリック素材なので一般家庭のインテリアにも馴染みやすいです。少し高価ではありますが、音質・デザイン・機能性にこだわるなら、ぜひ試してほしい防水スピーカーになります。

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STSEETOP コンパクトスピーカー

STSEETOP コンパクトスピーカーは、手のひらサイズで片手で握れる、コンパクトサイズの防水スピーカーです。小型で安価ながらIPX7で十分な防水性能もあり、ハンズフリー通話もできます。超高音質とはいきませんが、360°広がるサウンドには満足感があり、価格・サイズ感・使い勝手を考えるとかなりコスパが良いという印象です。

使いやすいコントロールボタンもあるので、163gとかなりの軽量なので、いろいろなシーンで使えそうです。音楽鑑賞・動画鑑賞・リモート会議・通話をいろいろな場所で行いたいという人には、ぴったりの防水スピーカーだと思います。

Ryqtop Bluetoothスピーカー

Ryqtop Bluetoothスピーカーは、6種類のライトモードがある、見た目と音の演出が楽しめる防水スピーカーです。ライトはRGBタイプでカラーを変更できるので、キャンドル代わりにお風呂の明かりを消してスピーカーのライトだけにすれば、その日の気分に合わせて深いリラックスに没入できます。

手のひらサイズで操作ボタンがあり、ハンズフリー通話も可能なので、プライベートとビジネスの切り替えも簡単です。お風呂タイム中にビジネスの電話がきたら対応をしたいという忙しい人にもおすすめできます。

Anker Soundcore Motion X600

Anker Soundcore Motion X600は、Ankerフラッグシップモデルの空間オーディオ対応の防水スピーカーです。小型のラジカセサイズでハンドルが付いているので持ち運びがしやすく、IPX7なのでお風呂でも安心して使えます。SBC・AAC・LDAC対応と対応コーデックも広く、音量は50Wと屋外使用も十分可能です。

何より、この価格・サイズ・防水機能付きで空間オーディオが楽しめるのはかなりコスパが良いです。Soundcoreのアプリを使えば細かい音質調整もできるので、音質にこだわって音楽を楽しみたいという人には、かなりおすすめの防水スピーカーといえるでしょう。

ソニー ワイヤレススピーカー ULT FIELD 1

ソニー ワイヤレススピーカー ULT FIELD 1は、縦置き可能で音質・機能性・使い勝手にすぐれた、編集部イチオシの防水スピーカーです。IP67と防塵性能・防水性能、耐落下衝撃機能(ショックプルーフ)がある上に、ウーファー・トゥイーター搭載で低音域から中高音域をカバーしているので、コンパクトスピーカーとしては弱点が見つかりません。

ULTボタンで「ULTモード」にすると、このサイズからは想像もできない重低音を楽しむこともできます。スマホ・タブレット・PCなど、接続端末も幅広く、ハンズフリー対応で、通話・リモート会議にも活躍します。2台接続でステレオモードにも利用できるので、本格的なメインスピーカーとしても使用することができます。

まとめ:防水スピーカーはプライベートもビジネスシーンにも役立つ可能性があるおすすめガジェット

防水スピーカーを使うときは、音量の配慮など、近所迷惑には注意する必要がありますが、使い方によってはプライベートもビジネスシーンも充実させることができます。低価格のものでも十分な性能を備えたモデルがたくさんあるので、自分の好みやライフスタイルにあわせていろいろ試してみてください。1万円から3万円程度の予算があれば、複数台接続して本格サラウンド環境を構築しても良いと思います。

まとめのまとめ

  • 防水スピーカーはプライベート・ビジネスの充実に役立つ
  • お風呂時間の充実で時短にもつながる
  • 低価格でも十分な性能があり、防塵性能があれば防災用にも使える
  • インドア派・アウトドア派にもおすすめ

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