ドライシャンプーの汚れはどこへ?使い方とおすすめのドライシャンプーについて

ドライシャンプーでうまく時短ができている女性 生活・趣味

ドライシャンプーは、手軽に髪の汚れを落とせるので、時短を重視する現代で増えつつあります。最近は「風呂キャンセル界隈」が流行り始めたこともあり、さらに注目を集めている印象です。今回は、時短に役立つドライシャンプーの仕組みや使い方について、おすすめのドライシャンプーをあわせて紹介していきます。

スポンサーリンク

ドライシャンプーで汚れが落ちる仕組みと種類|汚れはどこへいく?

ドライシャンプーとは、使った後に水で洗い流す必要がないシャンプーのことです。ワンちゃん・猫ちゃんなどのペット用のドライシャンプーは以前からよく知られていましたが、最近はスメハラや風呂キャンセル界隈などが話題になり、時短で臭いケア・リフレッシュができると、人間用のドライシャンプーも注目を浴びるようになってきました。

ドライシャンプーが汚れを洗い流す必要がないのは、普通のシャンプーと汚れを落とす仕組みが違うからです。普通のシャンプーは界面活性剤の水と油をなじませる作用で、汚れ・皮脂などを水に溶かすことで汚れを落とします。対して、ドライシャンプーは、吸着成分で皮脂や汚れをくっつけて取り除く仕組みになっています。そのため、普通のシャンプーは水やお湯を使う必要があり、ドライシャンプーは水が必要にならないということです。ドライシャンプーには主に以下の種類があり、それぞれ特徴が違います。

ドライシャンプーの種類
  • スプレータイプ…吸着剤の量が比較的多く、手軽に使いやすい。香りも選べるので、外出時のエチケット・お直しなどのおしゃれ対策にもおすすめ
  • ミストタイプ…スプレーの一種だが、水分量が多く爽快感がある。香りにこだわっているものも多い
  • シートタイプ…ウェットシートで拭き取るだけなので取り扱いが簡単。ポイントケアもできる。収納・持ち運びもしやすく、さまざまな使い方が可能
  • ムースタイプ…使用後にタオルで拭き取る必要があるが、汚れ落ちが良く、均一に汚れを落とせる。保湿など、ヘアケア・スカルプケアができるものもある
  • ジェルタイプ…使用後に時間を置いて髪を乾かす必要があるので手間はかかるが、汚れ落ちが良く、保湿効果も高い
  • パウダータイプ…パウダーを吹きかけて使うため、使い方が難しいが、髪がふわっとさらさらした仕上がりになる。水に濡れないところもメリット

ドライシャンプーのメリットとデメリット

ドライシャンプーは、手軽に髪や頭皮の汚れを落とせますし、外出時や災害時にも使えるので便利ではありますが、普通のシャンプーと比べると洗浄力が低く、長期間使用すると髪や頭皮に負担をかける可能性があります。ドライシャンプーを使うだけでハゲるわけではありませんが、長期間ドライシャンプーだけで間に合わせることはおすすめしません。ドライシャンプーのメリット・デメリットを理解した上で、基本的には、入院時・災害時・お出かけのときの手直し・お風呂に入れないときなどの応急処置として使うことをおすすめします。

メリット

  • シャンプー・お風呂を時短できる
  • 水を使わなくても髪や頭皮の汚れが落とせる
  • 手軽に臭いやベタつきのケアができる
  • ちょっとした髪のお直しに使える
  • カラーリング後のヘアケアに使える
  • 入院時・災害時の備えになる

デメリット

  • 普通のシャンプーよりも洗浄力が落ちる
  • 成分が髪や頭皮に残りやすい
  • 髪や頭皮に負担がかかりやすい
  • 敏感肌の人は肌トラブルが起こりやすい
  • 外出前に使いすぎると、紫外線トラブルの原因になる可能性がある

おすすめのドライシャンプー

ダイアン ボヌール ドライシャンプー

ダイアン ボヌール ドライシャンプーは、ミストタイプのドライシャンプーで、髪・頭皮・ボディにも使えます。時間がないときのシャンプー代わりはもちろん、外出時に汗ばんだときのベタつき・臭い対策にも使えますし、寝グセ直しにも使えます。ナチュラルに香るので、香水代わりとして幅広いシチュエーションで使えます。

デオコ スカルプケアドライシャンプー

デオコ スカルプケアドライシャンプーは、大人になると臭ってくる「頭皮の大人臭」のケアに特化したパウダーインのスプレータイプのドライシャンプーです。通勤時・仕事中・運動時に汗ばんだときの臭いを、シュッと吹きかけるだけでケアできます。朝のシャンプーの代わりにも使えますし、ほのかに香るスウィートフローラルの香りに癒やされます。

ヴェレダ ドライシャンプー

ヴェレダ ドライシャンプーは、オーガニックコスメとして定評があるヴェレダが開発した、スプレータイプのドライシャンプーです。天然精油の香りと爽快感が特徴で、天然由来の保湿成分を数種類配合しています。好みは分かれますが、天然精油・ハーブの自然な香りなので、幅広いシチュエーションで使えます。髪が立ち上がりやすくなるので、お直しのときにも便利です。

ハビナース お湯のいらない泡シャンプー

ハビナース お湯のいらない泡シャンプーは、お肌にやさしい弱酸性の植物性の保湿成分を配合したムースタイプのドライシャンプーです。ムースタイプなので洗浄力が高く、水なしでもしっかりと汚れと臭いを落とせます。控えめで癒される香りなところも、注目されています。

メリット デイプラス ドライシャンプー

メリット デイプラス ドライシャンプーは、スプレーした後に泡になる、スプレーとムースタイプのメリットを兼ね備えたドライシャンプーです。泡になった後に炭酸がパチパチとはじけるので、爽快感があります。アルコール配合なので敏感肌の人は注意が必要ですが、爽快感やスッキリ感を重視する人におすすめできます。

メリット デイプラス ドライシャンプーシート

メリット デイプラス ドライシャンプーシートは、メリット デイプラスシリーズのシートタイプのドライシャンプーです。ふくだけで頭皮も髪もスッキリして、まとまりやすくなるので、外出時やスポーツ時の汗対策・お直しのときに手軽に使えます。また、花粉やハウスダストの除去にも使えます。

I DEW CARE ドライシャンプー パウダー

I DEW CARE ドライシャンプー パウダーは、韓国のコスメブランドのパウダータイプのドライシャンプーです。植物由来の成分で髪と頭皮のケアをしながら、汚れや皮脂を落とすことができます。使用後は、髪が立ち上がりやすくなり、ボリュームアップした髪を演出できますし、臭いケアにも役立ちます。

ドライシャンプーの使い方のポイントと注意点

ドライシャンプーは、使い方のポイントを理解することで、メリットを活かすことができます。

説明書通りに使う

ドライシャンプーを時短目的に使う人も多いと思います。時短を意識すると、ついつい工程を省略してしまいがちですが、ドライシャンプーは説明書通り工程を飛ばさず使うようにしましょう。説明書通り使うことで、トラブルが起こりにくくなり、効率よく汚れを落とすことにつながります。

髪質・肌質にあうものを使う

ドライシャンプーは成分が残りやすいため、自分の髪質・肌質にあうものを使うことが大切です。使ってみて「しっくりこない」と感じた場合は、早めに違うものにチェンジしましょう。また、髪や頭皮の異常に気づいたときは、すぐに使用を中止し、状況に応じて皮膚科を受診しましょう。

なじませるときは丁寧に

ドライシャンプーは、成分をまんべんなくしっかりなじませることで、汚れ落ちがよくなり、保湿成分も浸透しやすくなります。髪や頭皮になじませて使うドライシャンプーは、全体にまんべんなくいきわたるように、丁寧になじませましょう。頭頂部からやさしく全体になじませていくのがおすすめです。

使う前にブラッシングをする

ドライシャンプーを使う前に、髪全体をブラッシングすることで、ある程度汚れを落とすことができます。また、ブラッシングで髪のとおりを整えることで、成分を全体になじませやすくなります。

ドライシャンプーだけを長期間使用し続けない

すでに説明しましたが、ドライシャンプーだけを長期間使用し続けることは、肌トラブルの原因になる可能性があります。また、頻繁に使用し続けると、体臭や髪の臭いも発生しやすくなります。あくまでも補助的な目的で使うようにしてください。

まとめ:時短やお直し、もしものときにも便利だが使いすぎには注意

ドライシャンプーは、時短にも使えますし、ちょっとした髪のお直しや臭い対策など、エチケットやおしゃれにも使えます。また、入院時・災害時・介護のときなど、もしものときにも役立ちます。ただし、ドライシャンプーを長期間使用し続けると、肌トラブルや臭いトラブルが起こりやすくなるので、あくまでも補助的な使い方をするようにしてください。

まとめのまとめ

  • 適切に使うことで時短につながり、エチケット・おしゃれ対策にもなる
  • 入院・災害・介護など、もしもの備えにも便利
  • 香り付きのものは、香水代わりになる
  • 髪質・肌質にあうものを選ぶことが大切であり、使いすぎには注意が必要
風呂キャンセル界隈の脱出に役立つアイテムで時短&効率化しよう
風呂キャンセル界隈という言葉が、一般的に使われることが増えてきましたね。お風呂に入るかどうかはもちろん自由なのですが、長期間お風呂に入らないと、衛生上よくありませんし、健康的にもおすすめできません。今回は、風呂キャンセル界隈脱出して時短も目指せるおすすめアイテムを紹介します。
ハンズフリードライヤーは時短におすすめ?ヘアケアにもこだわれるおすすめモデル&使い方
ハンズフリードライヤーは、両手を自由に使えるので便利です。でも「わざわざ購入するほどでも」と考えている人も多いのではないでしょうか?今回は、時短やタイパ向上に役立つハンズフリードライヤーの魅力について、おすすめ情報をあわせて紹介していきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました