ふりかけを栄養補助と簡単レシピに活用して時短を実現【シングル・ファミリーで使える】

ふりかけのある生活を楽しんでいる女性 家事

大人になると、ふりかけを使わなくなる人もいるかもしれませんが、ふりかけは意外と役に立ちます。今回は、ふりかけを有効活用して時短につなげるヒントについて、おすすめのふりかけもあわせて紹介していきます。

スポンサーリンク

ふりかけが時短に役立つ理由

ふりかけは献立を彩り、ご飯の味を引き立ててくれます。お米とふりかけには相性があるので、お米の品種ごとで組み合わせを変えて楽しむのもおすすめです。また、ふりかけには以下のメリットがあり、時短のために活用することもできます。

栄養補助に役立つ

諸説ありますが、ふりかけの元祖は「御飯の友(株式会社フタバ:熊本県)であり、大正時代の日本人が不足していたカルシウム不足を補うため、薬剤師の吉丸末吉氏によって考案されたといわれています。御飯の友は、いりこ(煮干し)をまるごと粉砕したものにたまご粒子・海藻・のり・白ごまを合わせた栄養豊富なふりかけです。

御飯の友のように、不足しやすい栄養を補っているふりかけはたくさんあり、商品ごとに味や豊富な栄養も変わってくるため、毎日の献立のバラエティが広がり、栄養バランスも整えやすくなるでしょう。ふりかけだけで、必要な栄養の種類や量を補うことは難しいですが、不足しやすい栄養を「補助」するうえでは、ふりかけは大いに役立つ可能性があります。

時短レシピに役立つ

ふりかけは、ご飯にかけるだけで味変になり、彩りが増えるので見た目の楽しみが増えます。混ぜ込んでおにぎりにすれば、お弁当や軽食にも大活躍しますし、キャラ弁でも使えるので、小さな子どものお弁当のレパートリーにも使えます。

また、ふりかけは、ご飯以外にも使えます。わかりやすいものでは、パスタやうどん、焼きそばで使えますし、炒めもの・揚げもの・おひたし・サラダ・たまご焼き・丼・トーストのアレンジレシピにもおすすめです。

食欲増進に役立つ

ふりかけは、病中病後や食欲不振で食べる気が起こらないというときに、食欲を促すためにも使えます。「食べる気にならない」という気持ちは、子どもでも大人でも起こります。また、低栄養がリスクにつながる高齢者に対して、「食べる気持ち」を起こさせることも大切です。

食が細い人や食べる気がない人に、「食べる気持ち」を起こさせることは本当に大変なことです。塩分のとり過ぎには注意が必要になりますが、ふりかけを食べても問題ない健康状態であり、好みのふりかけがあるのであれば、適量を献立に取り入れても良いと思います。

災害備蓄や保存食に役立つ

ふりかけは、比較的大量保存しやすく、賞味期限切れが近くなっても、料理などで大量消費がしやすいです。災害備蓄の保存食・非常食として使いやすく、ローリングストックもしやすいので、実際におすすめしている省庁・自治体もあります。

また、災害時はストレスから食欲不振になったり、栄養不足・栄養の偏りが起こりやすいといわれています。ふりかけは、このような問題の解決にも役立ちます。

ふりかけを栄養補助目的で活用

最近のふりかけは、素材にこだわっていることはもちろん、ミネラル類・ビタミン類・食物繊維・たんぱく質など、不足しやすい栄養素の配合バランスにも配慮しているものがあります。栄養補助を目的にふりかけを使うときには、以下の情報が役立つでしょう。

栄養補助でふりかけを使うポイント

ふりかけでは、いりこ・じゃこ・かつおなどの魚介類やのり・わかめなどの海藻を使っているものが多く、栄養を別途配合していないものでも、カルシウム・鉄分・亜鉛・カリウムなどのミネラルの補助に使えます。また、栄養を別途配合しているものでも、天然素材を使っているものが多く、子どもにも安心して食べさせることができるでしょう。

ふりかけでは、以下の栄養が豊富なものが多いので、どの栄養素が不足しやすく、積極的に摂取したいか考慮しながら選ぶようにしましょう。ただし、ふりかけだけで必要な栄養を十分にとることはできないので、あくまで補助として使うことを心がけてください。

【ミネラル】
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • 鉄分
  • 亜鉛 など
【ビタミン類】
  • ビタミンB群(B1・B2・B6・B12・葉酸 など)
  • ビタミンD
  • ビタミンC
  • ビタミンE など
【その他】
  • 食物繊維
  • DHA・EPA
  • たんぱく質(アミノ酸) など

栄養補助におすすめのふりかけ

ふりかけをお手軽レシピに活用

ふりかけは、おにぎり・混ぜご飯だけでなく、以下のような料理のアレンジレシピで使えます。どのレシピも、混ぜたり、上にふりかけたり、トッピングするだけなので簡単です。

ふりかけを使ったお手軽レシピの例

  • 海苔・青のり・紫蘇・梅などを衣に混ぜた天ぷら・唐揚げ
  • 鮭・じゃこなどの魚介系のふりかけを使った焼きそば
  • 明太子・たらこ・かつお・海苔・鮭・のりたまを使ったパスタ
  • 明太子・たらこ・鮭などの混ぜて焼いた卵焼き
  • のりたま・明太子などとバターを使ったトースト
  • じゃこ・梅・鮭・ひじきなどのふりかけをまぶしたポテトサラダ
  • 梅・わさび・じゃこなどのふりかけをまぶした和え物
  • そば・そうめん・ラーメンのトッピング など

お手軽レシピにおすすめのふりかけ

ふりかけを災害備蓄に活用

ふりかけは、かさばらず長期保存できるので、災害備蓄としても使いやすく、ローリングストックもしやすいので、備蓄中に消費期限が過ぎてしまうようなことも起こりにくいです。

ふりかけを災害備蓄で使うときのポイント

ふりかけは、未開封であれば、ソフトタイプで半年から10か月、乾燥タイプで1年から3年程度保存することができます。ローリングストックしやすいですが、確認をする習慣がないと、ついつい忘れてしまいがちです。3か月に1回、半年に1回など、消費期限を定期的に確認するようにしましょう。

また、ふりかけの種類を選ぶときは、栄養面のことを考慮してほしいですが、好みのものを選ぶことを忘れないようにしてください。大好きなふりかけの味が、ストレスの緩和につながることもあります。

災害備蓄で使いやすいふりかけ

まとめ:ふりかけは時短と栄養管理に役立つ便利食品。災害備蓄にもおすすめ

ふりかけは、大人も子どもも、高齢者の人も大好きな食品です。ご飯やおにぎりだけでなく、料理の材料やトッピング、味変にも使えて、不足しやすいミネラル類・ビタミン類の補助にも役立ちます。ふりかけを使ってご飯を食べることが食育に影響するというような声が話題になったこともありましたが、適量で使うのであれば、ふりかけがご飯の風味を損なうことはありません。お好みのふりかけを、使いやすいようにうまく活用してください。

まとめのまとめ

  • ふりかけは、不足しやすいミネラル類・ビタミン類・食物繊維などの補助に使える
  • 長期保存しやすいので備蓄にも使えて、食欲増進にもおすすめ
  • アレンジ料理にも使えるので、料理の時短にも便利
  • 好みのふりかけをストックしておくことは、ストレス緩和につながることもある

コメント

タイトルとURLをコピーしました