スニーカーをきれいに保つには、適切なお手入れが大切です。ユーズド感・使用感のあるスニーカーが「かっこいい」と評価されることもありますが、基本的にはきれいに使い続けることが「かっこいいユーズド感・使用感」につながります。うまく時短対策を活用しながら、スニーカーをお手入れするためのヒントをご紹介します。
スニーカーにお手入れが必要な理由
スニーカーは、基本的には屋外で歩くときに履きます。屋外の汚れ(土・泥など)が付着したり、足の汚れ(汗・皮脂など)が染みつきます。このような汚れは、スニーカーのイヤな臭いの原因になりますし、スニーカーの黒ずみ・シミ・くすみの原因にもなります。
また、お手入れをすることでスニーカーの型くずれを防げたり、汚れがつきにくくすることもできます。衣類を着たら洗濯やお手入れが必要なように、スニーカーも脱いだ後のお手入れや定期的なお手入れが必要です。
こまめなお手入れが大切な理由
汚れに気づいたらお手入れする方法より、脱いだらすぐお手入れしたり、定期的にこまめにお手入れする方法の方が、スニーカーが長持ちしますし、きれいな状態も保ちやすくなります。スニーカーのお手入れには、ただ汚れを落とすだけでなく、以下のような目的があります。
スニーカーのお手入れの目的の例
- 汚れを落とす
- 湿気を防ぐ
- アッパーの繊維を保護する
- 型くずれ・ねじれを整える
- 雑菌を除菌、防菌する
- 防臭処理をする
スニーカーの基本のお手入れ方法
スニーカーのおもな基本のお手入れ方法は、以下の通りです。
消臭スプレーを吹きかける
スニーカーを履いたときは、脱いだ後に消臭スプレーを吹きかけ、臭いの原因菌の繁殖を防止することが大切です。脱いだ後はできるだけ早くスプレーを吹きかけた方が良いので、「脱いだらすぐに吹きかける」ことを習慣化しましょう。こまめに行うことで、スニーカー内部のイヤな臭いは、かなり予防できます。
ブラシでホコリを落とす
スニーカーに付着したホコリは、時間が経つと隙間に入り込み、落ちにくくなります。風のない晴れた日に近所のコンビニに行くために履いたときなど、短時間履いたときであれば毎回する必要はありませんが、ある程度の時間履いたときは毎回ブラシでホコリを落とすようにしましょう。
専用のクリーナーで掃除する
ホコリを落とした後は、素材に適した専用のクリーナーをつけてスニーカーを掃除しましょう。クリーナーを使ったお手入れは毎回する必要はありませんが、見えにくい汚れの中には、時間が経過すると色が濃くなり落ちにくくなるものもあります。一見汚れていなくても、定期的にクリーナーで掃除するようにしてください。
しつこい汚れを専用ブラシでこすり落とす
しつこい汚れは、クリーナーと専用のブラシでこすり落とすようにして落としましょう。ホコリを落とす用のブラシとクリーナー用のブラシは兼用できるものもありますが、基本的には別々に用意して、使い分けるようにした方が良いでしょう。
クリーナーごと汚れを拭き取る
クリーナーを使って浮き出た汚れを、布・クロスを使ってきちんと拭き取りましょう。クリーナーが残っていると変色などが起こる場合があるため、拭き残しがないようにしてください。クリーナーを拭き取った後は、乾いた布・クロスで拭き上げましょう。
陰干しにする・乾燥脱臭剤を入れる
掃除が終わったスニーカーは、直射日光の当たらない風通しが良い場所で陰干しにしましょう。乾燥脱臭剤を使うと、スニーカー内部の湿気対策になるのでおすすめです。シューキーパータイプの乾燥脱臭剤を使うと、スニーカーの型くずれを防止できます。
防水スプレーを吹きかける
防水スプレーが使える素材のスニーカーには、定期的に防水スプレーを吹きかけるようにしましょう。防水スプレーを吹きかけることで、スニーカー内部への水の侵入を防げますし、雨の水濡れによる劣化も防げます。また、防水スプレーには、汚れの付着を防ぐことにも役立ちます。基本的には、クリーナーを使ってお手入れしたときには、仕上げに防水スプレーを吹きかけるようにすることをおすすめします。
スニーカーのお手入れの時短のポイント
スニーカーのお手入れの時短は、以下の対策を取ることで、お手入れの作業を簡略化できます。また、時短に役立つグッズ・サービスを利用することもおすすめです。
スニーカーのお手入れの時短対策の例
- 同じスニーカーを連続して履かないようにする
- 防水スニーカー・透湿防水スニーカーを使う
- こまめに防水スプレーを吹きかける
- ホコリをキャッチしやすいブラシを使う
- 拭き取り不要のクリーナーを使う
- 拭き取りやすく、汚れ落ちが良いクリーナーを使う
- 靴棚や玄関の湿気対策をする
時短対策による時短効率
時短効率20%以上(5分〜20分以上の時短)
※初心者の場合。編集部独自の見解です。
時短に役立つグッズ・サービスの例
- ドクターショール 無香料 靴消臭スプレー…コスパが良い靴用消臭スプレー。消臭効果も高く、使いやすい
- JEWEL シューケア 無香料…ABCマートで扱っている消臭スプレー。ドライな使用感が心地よく、毎回のスニーカーのお手入れにおすすめ
- KICKS GOLD スニーカー防水スプレー…フッ素・シリコン配合で、撥水・防水だけでなく、防汚にも強い
- コロンブス キープアメダス…撥水・防水・防汚ができるスプレーで、さまざまな素材に使用可能。老舗なので安心感もある
- ジェイソンマーク RTUフォーム スニーカークリーナー…泡をブラシにつけて磨き、拭き上げるだけで完了。水を使わなくても洗ったようにきれいになる
- ブルーオフ スニーカークリーナー…こちらも泡タイプのクリーナー。水不要で布・ブラシにつけて磨いて拭き取るだけできれいになる。香り付きだが控えめなので使いやすい
- コロニル カーボン クリーニングブラシ…凹凸のある場所・細かい場所・汚れがひどい場所でも使いやすい。フォーム(泡)クリーナーと相性が良い
- ジェイソンマーク プレミアム マイクロファイバー タオル…スニーカーケア専用の超吸水性・速乾性タオル。仕上げの拭き取り・拭き上げの時短におすすめ
- スレイプニル メンズシューキーパー…幅広いサイズに使えるシューキーパー。消臭・防湿効果も。キープ力が高いので、ハイブランドのスニーカーにもおすすめ
- ハナマル良品 シューキーパー型竹炭消臭剤…消臭力に特化したい人におすすめ。コスパがよく、定期的に交換しやすいので清潔感を保ちやすい
- ガラスコーティング…透湿性・通気性を保ちながら防水・防汚・防傷ができるサービス。スニーカーの外部・内部のコーティングが可能。価格は高いが効果はかなり高く、お手入れの時短には最適。最近は対応可能な店舗が増えてきた
時短グッズ・サービスによる時短効率
時短効率20%〜80%以上(5分〜1時間以上の時短)
※初心者の場合。編集部独自の見解です。
まとめ:こまめなお手入れがスニーカーをきれいに保つコツ。余裕があるならこだわりの時短対策がおすすめ
スニーカーは適切にお手入れができていないと、汚れ・型くずれ・臭いが起こりやすくなります。汚れ・型くずれ・臭いが起こったスニーカーは清潔感がありません。「おしゃれは足元から」と言いますが、スニーカーがだらしない状態だと、全体の印象もだらしなく受け取られやすくなります。こまめなお手入れが大切なので、時短対策や時短グッズ・サービスを活用しながら、スニーカーをきれいに保つようにしてください。
まとめのまとめ
- スニーカーをきれいに保つことは全体的な清潔感にもつながる
- 時短グッズ・サービスの中には高価なものもあるが、価格に見合った効果があるものが多く、コスパは悪くない
- ブラシでホコリを落とす・消臭スプレーを吹きかける・防水スプレーを使うだけでもかなり違ってくる
- 自分の予算に合わせて、できる対策を取ることが大切
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