防水イヤホンをお風呂で使えば、時短ができます。ただし、防水機能はあってもイヤホンは精密機械なので、使用方法や選び方には注意が必要です。今回は、防水イヤホンを時短できる理由とメリットについて、おすすめモデルとお風呂での使い方もあわせて解説していきます。
防水イヤホンで時短できる理由と防水イヤホンのメリット
ipx7〜ipx8以上の防水機能があるイヤホンであれば、シャワーを浴びながら使用したり、お風呂に浸かりながらの使用したりしても問題ありません。近所の人や家族を気にせず、お風呂時間に音楽や動画を楽しんだり、音声媒体の情報収集を楽しむことができます。
お風呂に浸かることは心身の健康管理にも役立ちますし、特別な理由がないのであれば、毎日お風呂に入って清潔を保つことは、社会人のエチケットとしても必要なことです。最近は「風呂キャンセル界隈」が話題になることもありますが、風呂キャンセルは臭いや肌トラブルの原因にもなりますし、時短できるところは時短して、きちんと入ることをおすすめします。
また、防水イヤホンを持っていれば雨の日も安心して使えますし、ランニング・ジョギング時にも便利です。また、防塵機能があればアウトドア用や防災用としても使えます。音楽を聞きながら大自然に癒やされるのは楽しいことですし、自分時間をさらに充実させることができます。充電の容量を気にする必要はありますが、災害時にイヤホンがあると、音を気にしなければいけない環境(避難所など)でも、情報収集や気分転換をすることができます。
ただし、イヤホンの多くは、防水機能はあってもお風呂やサウナなどの「高温多湿の環境」での使用を禁止している場合が多いです。基本的には、お風呂でのイヤホンの使用は「自己責任」になることを理解しておきましょう。
お風呂で使えるおすすめの防水イヤホン【厳選の10選】
イヤホンの種類は、まず大きく有線・ワイヤレス(無線)に分けられます。また、空気伝導イヤホン(一般的なイヤホン)に対して、骨伝導イヤホンという分類もできますし、カナル型・インイヤー型・オープンイヤー型と、形状・装着方法で分類することもできます。選び方のポイントについて後述しますが、それぞれ取り混ぜて厳選のおすすめ防水イヤホンを紹介していきます。
AOKIMI ワイヤレスイヤホン V12
AOKIMI ワイヤレスイヤホン V12は、IPX7の防水機能のあるコスパの良い防水ワイヤレスイヤホンです。水蒸気・熱のダメージもあるので、お風呂での使用は自己責任になりますが、IPX7なのでお湯がかかったり、少し水没する程度であれば問題なく使えます。何より、定価2000円程度で、ある程度の高音質・ノイズリダクション・タッチ操作など、付帯機能が充実しています。軽くて装着感を感じにくいのもおすすめできるポイントです。
- ワイヤレス・無線(bluetooth)
- 空気伝導
- インナーイヤー型
- 防水性能:IPX7
ZZU ワイヤレスイヤホン T18
ZZU ワイヤレスイヤホン T18は、フィット感にすぐれたカナル型イヤホンが好きな人におすすめの防水イヤホンです。耳の穴にぴったりフィットするので落ちにくく、まわりの音を遮断してくれるので、没入感もあります。定価2000円程度とコスパも良く、長時間再生とある程度の高音質を実現しているので、音にこだわりたい人にもおすすめできます。お風呂での使用が推奨されているわけではないので、使用は自己責任になりますが、安価なのでお試しとしても使いやすいと思います。
- ワイヤレス・無線(bluetooth)
- 空気伝導
- カナル型
- 防水性能:IPX7
TOZO ワイヤレスイヤホン T20
TOZO ワイヤレスイヤホン T20は、IPX8の高い防水機能があるワイヤレスイヤホンです。公式ではお風呂やサウナなどの高温多湿の環境での使用を禁止していますので、お風呂での使用は自己責任になりますが、定価5000円台なのに防水機能自体は高く、高音質・ノイズキャンセル・フィット感の高さなど、機能が充実していてコスパが良いです。
- ワイヤレス・無線(bluetooth)
- 空気伝導
- カナル型
- 防水性能:IPX8
Anker Soundcore Liberty Neo2 ワイヤレスイヤホン
Anker Soundcore Liberty Neo2 ワイヤレスイヤホンは、ワイヤレスイヤホンに定評があるAnkerのカナル型防水イヤホンです。フィット感・音質が良く、接続が安定していて、サウンドのカスタマイズも可能なので、音質・没入感にこだわる人におすすめです。Ankerはお風呂やサウナなどの高温多湿な環境での使用を禁止しているので、自己責任にはなってしまいますが、5000円台と価格も安く、コスパ・品質を考えてもおすすめできるイヤホンになります。
- ワイヤレス・無線(bluetooth)
- 空気伝導
- カナル型
- 防水性能:IPX7
GOLREX 耳掛け式ワイヤレスイヤホン T59
GOLREX 耳掛け式ワイヤレスイヤホン T59は、運動時にもずれにくい、耳掛けフック付きのカナル型防水イヤホンです。フィット感があり動いてのずれないので、没入感がいつまでも続きますし、運動後すぐにシャワーを浴びることもできるので、時短にもなります。お風呂での使用を公式で推奨しているわけではありませんので、使用はあくまでも自己責任になりますが、活動的な人の時短アイテムとしてはかなりおすすめできます。
- ワイヤレス・無線(bluetooth)
- 空気伝導
- 耳掛け式・カナル型
- 防水性能:IPX7
Anker Soundcore Sport X10 耳掛け型ワイヤレスイヤホン
Anker Soundcore Sport X10 耳掛け型ワイヤレスイヤホンは、耳掛け式のフックがあるので運動時にもずれにくく、フックがやわらかいので、装着時の違和感も起こりにくい防水イヤホンです。長時間着用しても耳が痛くなりにくいので、没入感を長く楽しみたい人におすすめです。お風呂やサウナなど、水蒸気が発生する場所での使用は禁止されているので、お風呂での使用は自己責任になりますが、運動用の防水イヤホンとしても高性能で、幅広い人におすすめできます。
- ワイヤレス・無線(bluetooth)
- 空気伝導
- 耳掛け式・カナル型
- 防水性能:IPX7
Anker Soundcore AeroFit オープンイヤー型ワイヤレスイヤホン
Anker Soundcore AeroFit オープンイヤー型ワイヤレスイヤホンは、IP57の防塵防水機能があるオープンイヤー型イヤホンです。オープンイヤー型なので、周囲の音を聞きながら音楽・動画のサウンドを楽しめますし、防塵機能があるので、アウトドアや防災用としても使えます。また、耳の穴を塞がないので、蒸れによる不快感も防げます。複数の情報を処理する必要がある、忙しい人にぜひおすすめしたいアイテムです。
- ワイヤレス・無線(bluetooth)
- 空気伝導
- オープンイヤー型
- 防水性能:IP57(防塵防水)
yuankasiyu イヤーカフ型ワイヤレスイヤホン Q80 Pro
yuankasiyu イヤーカフ型ワイヤレスイヤホン Q80 Proは、イヤーカフ型で長時間使用しても耳が痛くなりにくい、オープンイヤー型イヤホンです。周囲の音を確認することもできますし、クリアで聞き取りやすい音質になっています。イヤーカフ型はIPX5程度の防水機能のものが多いのですが、これはIPX7あるので、ちょっと水に落ちても使えます。お風呂での使用は自己責任になりますが、見た目もスタイリッシュでファッションの邪魔をしないので、普段使いにもおすすめです。
- ワイヤレス・無線(bluetooth)
- 空気伝導
- イヤーカフ型・オープンイヤー型
- 防水性能:IPX7
Kemeskin ワイヤレス骨伝導ヘッドフォン X7
Kemeskin ワイヤレス骨伝導ヘッドフォン X7は、IP68と高い防塵機能・防水機能を備えている骨伝導オープンイヤー型のイヤホンです。骨伝導なので耳の穴を完全に開放した状態で、サウンドを楽しむことができます。また、このイヤホンは、公式でもお風呂での使用を禁止していません。骨伝導イヤホンの中ではコスパが良く、音質・機能も高いので、幅広い人におすすめできます。
- ワイヤレス・無線(bluetooth)
- 骨伝導
- 耳掛け型・オープンイヤー型
- 防水性能:IP68(防塵防水)
Shokz 骨伝導ワイヤレスイヤホン Open Swim Pro
Shokz 骨伝導ワイヤレスイヤホン Open Swim Proは、骨伝導イヤホンの中でも特に音質の高さに定評があるShokzの、防塵防水に特化したモデルです。OpenRunには、もっとハイクラスのモデルもたくさんありますが、お風呂用として使うなら、防水性が最も高いこのモデルがおすすめです。また、Open Swim Proには32GのMP3音源の再生が可能です。水泳中など、Bluetoothが途切れやすい環境のときでも、途切れずクリアなサウンドを楽しめます。
- ワイヤレス・無線(bluetooth)
- 骨伝導
- 耳掛け型・オープンイヤー型
- 防水性能:IP67(防塵防水)
防水イヤホンの選び方と注意点
耳が濡れているとき、湿っているときにイヤホンで耳の穴をふさぐと、耳の穴の中に湿気がたまり、不快感を引き起こす可能性があります。また、湿気が高く不衛生な状態が続くと、外耳炎などの耳のトラブルを引き起こす可能性もあります。イヤホンを選ぶときは、清潔を保てるようにお手入れしやすいモデルと選ぶようにしましょう。編集部の見解としては、基本的には、オープンイヤー型モデルのように、耳の穴をふさがないモデルをおすすめします。また、IPX7でも防水性としては十分ですが、お風呂で使うのではあればIPX8の防水機能があった方が安心です。理想としては、十分な防塵機能を備えたIP68以上のモデルと選ぶことをおすすめします。
なお、上記でも説明しましたが、防水イヤホンのすべてがお風呂で使えるわけではなく、お風呂での使用を禁止していなかったり、使用を許可していたりしても、お風呂のような高温多湿の環境は、イヤホンにとって故障しやすい状態です。「なるべく濡らさない」「水やお湯に浸さない」「濡れたらすぐ拭き取り乾燥させる」などを心がけましょう。

まとめ:イヤホンは湿度・熱に弱いので防水でもお風呂は注意。基本的にはオープンイヤー型のIP68以上のモデルがおすすめ
お風呂で防水イヤホンを使うことは、時短に役立ちますし、時間の充実にもつながります。ただし、防水機能はあっても、イヤホンはお風呂などのような湿度や温度が高い環境には弱いです。あくまでも自己責任で使用し、予算があるのであればIP68以上のモデルで、メーカーがお風呂での使用を禁止していないものを選びましょう。また、湿度が高すぎる状態が長時間続くことは、耳にもよくありません。できれば、オープンイヤー型の湿気がたまらないモデルを選ぶようにしてください。
まとめのまとめ
- 防水イヤホンのお風呂での使用はあくまでも自己責任
- お風呂の使用を禁止していないIP68以上のモデルがおすすめ
- オープンイヤー型のイヤホンの方が、耳にやさしい
- 可能であれば1万〜2万以上の予算を検討してほしい
- 骨伝導・オープンイヤー型であれば、予算を抑えられる場合もある




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